WBGT(湿球黒球温度)に関する次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のう…
労働衛生 第11問
WBGT(湿球黒球温度)に関する次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。「WBGTは、暑熱環境による熱ストレスの評価を行うための指標で、その値は次の式により算出される。日射がある場合:WBGT=0.7×自然湿球温度+0.2×[ A ]+0.1×[ B ]日射がない場合:WBGT=0.7×自然湿球温度+0.3×[ A ]」
- (1)A: 黒球温度 B: 風速
- (2)A: 黒球温度 B: 気温(乾球温度)
- (3)A: 風速 B: 黒球温度
- (4)A: 気温(乾球温度) B: 風速
- (5)A: 気温(乾球温度) B: 黒球温度
正答 (2)
正答は (2)。
A 黒球温度
B 気温(乾球温度)
【WBGTの式】
日射がある場合
0.7×自然湿球温度 + 0.2×黒球温度 + 0.1×気温
日射がない場合
0.7×自然湿球温度 + 0.3×黒球温度
【三つの温度が測るもの】
自然湿球温度 湿度(汗が蒸発しやすいかどうか)
黒球温度 ふく射熱(日射や熱源からの照り)
気温(乾球温度)空気そのものの温度
係数がいちばん大きいのは自然湿球温度で0.7。つまりWBGTは、暑さのうち湿度をもっとも重く見ている指標です。同じ気温でも、湿度が高いと汗が蒸発せず、体温を下げられないからです。
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【日射がないと気温が式から消える】
黒球温度がふく射熱を拾い、気温の影響もそこに含まれる
屋内では日射がないので、黒球温度の係数が0.2から0.3に増え、気温の項がなくなります。足して1になるので、覚え間違いに気づけます。
【風速は入らない】
WBGTの式に風速の項はない
自然湿球温度が、風の影響をすでに含んでいるからです。選択肢に「風速」があれば、それは誤りです。
【WBGT基準値】
作業の強度が高いほど、基準値は低くなる
暑熱に順化していない人のほうが、基準値は低くなる
【使い方】
実測したWBGTが基準値を超えると、熱中症のリスクが高い
出典:第二種衛生管理者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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