消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第22問
消化器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)無機塩及びビタミン類は、酵素による分解を受けないでそのまま吸収される。
- (2)唾液の成分は、ほとんどが水であるが、デンプンをより小さい糖に分解する消化酵素を含む。
- (3)ペプシノーゲンは、胃酸によってペプシンという消化酵素になり、蛋白質を分解する。
- (4)胆汁は、酸性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。
- (5)小腸の表面は、ビロード状の絨毛という小突起で覆われており、栄養素の吸収の効率を上げるために役立っている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
胆汁はアルカリ性です。酸性ではありません。
消化酵素を含まないこと、脂肪を乳化させて脂肪分解の働きを助けることは、そのとおりです。
【ほかの選択肢】
(1) 無機塩及びビタミン類は、酵素による分解を受けないで
そのまま吸収される 正しい
(2) 唾液はほとんどが水で、デンプンを分解する消化酵素を含む
正しい
(3) ペプシノーゲンは胃酸によってペプシンになり、蛋白質を
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分解する 正しい
(5) 小腸の表面は絨毛という小突起で覆われている 正しい
【胆汁の四つの特徴】
肝臓で作られ、胆のうにたくわえられる
アルカリ性
消化酵素を含まない
脂肪を乳化して、脂肪分解酵素が働きやすくする
胃から送られてきた内容物は強い酸性です。それをアルカリ性の胆汁とすい液で中和してから、小腸での消化に移ります。
【三大栄養素と消化酵素】
炭水化物 アミラーゼ → ブドウ糖
蛋白質 ペプシン、トリプシン → アミノ酸
脂肪 リパーゼ → 脂肪酸とグリセリン
【乳化とは】
大きな脂肪のかたまりを、細かい粒に分けること
粒が細かくなるほど表面積が増え、リパーゼが働ける面が広がります。胆汁そのものは脂肪を分解しませんが、分解を助けます。
【分解されずに吸収されるもの】
水、無機塩、ビタミン類
これらは分子が小さいので、そのまま吸収されます。
出典:第二種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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