腎機能で正しいのはどれか。…
E問題 第17問
腎機能で正しいのはどれか。
- (1)腎血流量は加齢により増加する。
- (2)尿濃縮能は加齢により増加する。
- (3)糸球体濾過量〈GFR〉は妊娠中期に減少する。
- (4)GFR が低下すると血清シスタチンC は減少する。
- (5)血清クレアチニンを用いた推算GFR は筋肉量に影響される。
正答 (5)
正答は (5)。血清クレアチニンを用いた推算GFRは筋肉量に影響される、が正しいです。
クレアチニンは筋肉で作られる老廃物なので、血中濃度は腎機能だけでなく筋肉量で変わります。筋肉量の少ない高齢者・長期臥床の人・やせた人では、腎機能が落ちていてもクレアチニンが低めに出て、eGFRを高く見積もってしまいます。このような場合は、筋肉量の影響を受けにくいシスタチンCによる推算GFRを使います。
【ほかの選択肢】
(1) 腎血流量は加齢により増加する 誤り 加齢で減少します
(2) 尿濃縮能は加齢により増加する 誤り
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加齢で低下するので、高齢者は脱水になりやすい
(3) GFRは妊娠中期に減少する 誤り
妊娠中は循環血漿量と腎血流量が増え、GFRは妊娠初期から
大きく増加します。妊婦の血清クレアチニンは低めになります
(4) GFRが低下すると血清シスタチンCは減少する 誤り
シスタチンCは糸球体で濾過されるので、GFRが下がると血中濃度は上がります
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問17(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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