母体に投与した薬剤と児への影響との組合せで正しいのはどれか。…

F問題 第11問

母体に投与した薬剤と児への影響との組合せで正しいのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。インドメタシンと動脈管収縮の組合せが正しいです。 胎児の動脈管は、プロスタグランジンの作用で開いています。インドメタシンなどのNSAIDは、プロスタグランジンの合成を抑えるので、妊娠後期に母体に使うと胎児の動脈管が収縮・閉鎖し、胎児の肺高血圧や心不全を起こします。胎児の腎血流も減り、羊水過少の原因にもなります。このため妊娠後期のNSAIDの使用は避けます。 【ほかの選択肢】 (1) ACE阻害薬 ― 羊水過多症 誤り   妊娠中期以降に使うと胎児の腎障害を起こし、羊水過少になります
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(2) 吸入副腎皮質ステロイド ― 早産 誤り   妊娠中も比較的安全に使えます。喘息の発作を防ぐことの方が大切です (3) ミソプロストール ― 脳出血 誤り   プロスタグランジン製剤で、子宮を収縮させて流産を起こします (5) ミノサイクリン ― 水腎症 誤り   テトラサイクリン系薬で、胎児の歯の着色や骨の発育への影響が問題です

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ

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