児頭が骨盤に陥入した時点でパルトグラムに記載された児頭の回旋所見(別冊No. 2)を別に示す。正しいのはどれか。…

F問題 第18問

児頭が骨盤に陥入した時点でパルトグラムに記載された児頭の回旋所見(別冊No. 2)を別に示す。正しいのはどれか。

医師 2024年(令和6年) 第18問の図
正答 (4)
正答は (4)。前方前頭位です。 図は内診で触れた児頭の所見を、母体の骨盤の入口を時計に見立てて記したもので、0時(12時)が母体の前方(恥骨側)、6時が後方(仙骨側)です。図には矢状縫合と、その先端に菱形の大泉門が描かれ、大泉門が0時の方向(前方)にあります。小泉門は描かれておらず、触れる泉門は大泉門だけです。大泉門が先進する(児頭がやや反屈した)状態は前頭位で、大泉門が前方(0時)にあるので前方前頭位と読みます。正常な分娩(後頭位)では、児頭は屈曲して小泉門が先進し、最後は小泉門が前方を向きます。
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【ほかの選択肢】 (1) 顔位 誤り 強く反屈し、顔面(おとがい)が先進します (2) 高在縦定位 誤り   骨盤入口で矢状縫合が縦(前後)に向いたまま下りてこない状態を指す、矢状縫合の向きの名称です。どちらの泉門が先進するか   (反屈の有無)は表さず、この設問では、大泉門が描かれている   ことから前方前頭位が正答とされています (3) 後方後頭位 誤り 小泉門が後方(仙骨側)を向く後頭位です (5) 低在横定位 誤り   骨盤底近くまで下りても矢状縫合が横を向いたままの状態です 【見分けのこつ】 先進している泉門が大泉門なら前頭位、小泉門なら後頭位、その泉門が前を向くか後ろを向くかで前方・後方を決めます。

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ

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