治療薬A の疾患B に対する治療効果を調べるための臨床試験を行った。疾患B患者を対象として、治療薬A 投与群〈介入群〉と…
F問題 第9問
治療薬A の疾患B に対する治療効果を調べるための臨床試験を行った。疾患B患者を対象として、治療薬A 投与群〈介入群〉とプラセボ投与群〈対照群〉にランダムに割り付けた。対象者数は240 人で、治療効果を3 日目症状消失率で比較検討した。得られた結果を表に示す。この臨床試験の統計解析手法はどれか。
- (1)t 検定
- (2)χ²検定
- (3)生存分析
- (4)線形回帰
- (5)比例ハザードモデル
正答 (2)
正答は (2)。χ²検定です。
【表の見どころ】
介入群120人と対照群120人で、「3日目に症状が消えたか(はい・いいえ)」という2つの値しかとらない結果(名義尺度)の割合を比べています
(症状消失率28%と15%)。
2つの群の割合(2×2の分割表)を比べるときは、χ²検定を使います(人数が少ないときはFisherの直接確率法)。この表ではP値0.02で、有意水準5%で治療薬Aの効果があると判断できます。
【ほかの選択肢】
(1) t検定 誤り
血圧や体重などの連続した数値の平均を、2つの群で比べる方法です
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(3) 生存分析 誤り
(5) 比例ハザードモデル 誤り
どちらも、出来事(死亡や再発など)が起こるまでの時間を扱う方法です(Kaplan-Meier法、ログランク検定、Cox比例ハザードモデル)。
この試験は3日目の一時点の結果だけを比べています
(4) 線形回帰 誤り
連続した数値の結果を、ほかの変数との関係で表す方法です
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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