アニオンギャップが開大する病態はどれか。3 つ選べ。…
F問題 第34問
アニオンギャップが開大する病態はどれか。3 つ選べ。
- (1)下 痢
- (2)糖尿病ケトアシドーシス
- (3)乳酸アシドーシス
- (4)尿細管性アシドーシス
- (5)尿毒症
正答 (2)(3)(5)
正答は (2)と(3)と(5)。この3つです。
アニオンギャップ〈AG〉は、ふだん測らない陰イオン(有機酸など)の量の目安です。
AG = Na⁺ −(Cl⁻ + HCO₃⁻) 基準はおよそ12前後
代謝性アシドーシスのうち、体の中に酸がたまって、それがHCO₃⁻を使うタイプでは、測らない陰イオンが増えてAGが開大します。
(2) 糖尿病ケトアシドーシス ケトン体(β-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸)
(3) 乳酸アシドーシス 乳酸
(5) 尿毒症 排泄されない硫酸・リン酸などの酸
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ほかに、メタノールやエチレングリコール、サリチル酸の中毒もAGが開大します。
【ほかの選択肢】
(1) 下痢 誤り
(4) 尿細管性アシドーシス 誤り
どちらもHCO₃⁻そのものを失う(または作れない)ため、その分Cl⁻が増えて、AGが正常の高クロール性代謝性アシドーシスになります
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問34(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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