目的空港の天候が悪化する可能性があるため、ETPで最終的な飛行の判断をしたい。出発後ETPとなる経過時間として正しいもの…

空中航法 第16問

目的空港の天候が悪化する可能性があるため、ETPで最終的な飛行の判断をしたい。出発後ETPとなる経過時間として正しいものはどれか。ただし、TC140°距離370 nm、TAS170 kt、風080/30 とし、上昇降下は考慮しない。

正答 (3)
正答は (3)。1時間19分後です。 ETP(等時点)は、そこから出発地へ戻っても目的地へ進んでも、かかる時間が同じになる地点です。 【往路と復路の対地速度】 風080°/30kt、TC140°。風の吹いてくる向きと航路の角度差は 140−080=60°です。 向かい風成分 = 30 × cos60° = 15kt 横風成分   = 30 × sin60° ≒ 26kt 偏流修正角  = sin⁻¹(26 ÷ 170) ≒ 8.8° 航路方向の速さ 170 × cos8.8° ≒ 168kt
解説の続きをみる続きを閉じる
往路GS(TC140°) ≒ 168 − 15 = 153kt 復路GS(TC320°) ≒ 168 + 15 = 183kt 【ETPまでの距離と時間】 ETPまでの距離 = 全距離 × 復路GS ÷(往路GS + 復路GS) = 370 × 183 ÷(153 + 183) = 370 × 183 ÷ 336 ≒ 201.5nm ETPまでの時間 = 201.5 ÷ 153 × 60 ≒ 79分 = 1時間19分 【検算】 ETPから目的地へ (370 − 201.5)÷ 153 × 60 ≒ 66分 ETPから出発地へ 201.5 ÷ 183 × 60 ≒ 66分 どちらも同じ時間になります。 【ほかの選択肢】 (1)(2)(4) 1時間11分・1時間15分・1時間23分は、上の計算の結果と合いません 誤り 向かい風で進むので、ETPは中間点(185nm)より目的地側になります。

出典:平成31年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問16(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「空中航法」のほかの問題

  1. 令和3年3月期 第7問メルカトル図及びランバート図についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか
  2. 令和3年9月期 第19問低血糖症についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中
  3. 令和4年7月期 第10問風力三角形についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の
  4. 令和5年5月期 第18問耳閉塞についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中か
  5. 令和元年5月期 第17問操縦室のHSIが右図のように表示されている。局からのラジアル030のインバウンドに45°
  6. 令和2年3月期 第11問地文航法実施中に、飛行コース上の安全確保のため回避飛行を行い、左に60°変針して4分間飛

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク