疲労破壊防止のための対策として正しいものはどれか。…
航空工学(飛行機) 第12問
疲労破壊防止のための対策として正しいものはどれか。
- (1)出来る限り、形状が非対称になるようにする。
- (2)構造各部に働く応力の大きさを、材料の疲れ限界よりずっと高い値にとどめるようにする。
- (3)応力集中を避ける。このためには、断面が急激に変化しないようにするか、隅に丸みをつけたり、板材を曲げるときは、曲げ隅にリリーフ・ホールを開ける。
- (4)リベット穴のような断面積の不連続部分を多くし、出来る限り接着構造やサンドイッチ構造を少なくする。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
疲労破壊は、材料の強さより小さい応力でも、繰り返し加わることで亀裂ができ、広がって壊れる現象です。亀裂は応力が集中する所から始まりやすいので、応力集中を避けることが基本の対策です。断面を急に変えない、隅に丸みをつける、板材の曲げが交わる隅にリリーフ・ホール(逃げ穴)を開けて亀裂の起点をなくす、などの方法がとられます。
【ほかの選択肢】
(1) 形状が非対称だと応力が偏り、局所的に集中しやすくなります。なるべく対称で滑らかな形にします 誤り
(2) 各部に働く応力は、材料の疲れ限界(疲労限度)よりずっと「低い」値にとどめます。「高い」値では疲労が進みます 誤り
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(4) リベット穴などの断面の不連続部は応力集中の原因なので、少なくします。接着構造やサンドイッチ構造は、応力集中を減らすために使われます 誤り
【疲労を防ぐ考え方】
応力集中を避ける(角を丸くする、穴を減らす)
応力の大きさを疲れ限界より十分低くする
フェール・セーフ構造にする
定期的な検査で亀裂を早く見つける
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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