空港進入前に入手したQNH 29.86 inHgに対し、誤って29.68 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進…

空中航法 第9問

空港進入前に入手したQNH 29.86 inHgに対し、誤って29.68 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進入した。場周経路下の標高が200 ftのところを、計器高度1,000 ftで飛行した場合、場周経路下の標高からの対地高度に最も近いものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。約980ftです。 【誤差の大きさ】 正しい QNH より低い値をセットすると、高度計は実際より低く示します。 正しい値 − セットした値 = 29.86 − 29.68 = 0.18inHg 1inHg ≒ 1,000ft なので 0.18inHg ≒ 180ft(高度計が低く示す分) 【実際の高度】 真高度(平均海面上) ≒ 1,000 + 180 = 1,180ft 対地高度 = 1,180 − 200 = 980ft 【ほかの選択肢】 (1) 620ftは、誤差の向きを逆にした値(1,000 − 180 − 200)です 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 1,180ftは平均海面上の高度で、場周経路下の標高200ftを引いていません 誤り (4) 1,380ftは、標高を引かずに足した値(1,000 + 180 + 200)です 誤り 【覚え方】 「低い値をセットすると、高度計も低く示す(実際は高い)」。逆に高い値をセットすると、実際の高度は指示より低くなり、地面に近づく危ない側の誤りになります。29.86と29.68のような数字の入れ替えに注意します。

出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問9(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「空中航法」のほかの問題

  1. 令和2年11月期 第20問傾斜錯覚についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中
  2. 令和3年9月期 第8問縮尺50万分の1の航空図において、10 cmの距離は実際には何 nmにあたるか。
  3. 令和4年5月期 第13問次の換算値(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。
  4. 令和5年3月期 第19問人的チェックリスト「I’M SAFE」に関する記述のうち誤りはどれか。
  5. 平成31年3月期 第9問風力三角形に関する記述について誤りはどれか。
  6. 令和元年11月期 第7問方位に関する次の文(a)、(b)について、その正誤の組み合わせとして正しいものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク