目的空港の天候が悪化する可能性があるため、ETPで最終的な飛行の判断をしたい。出発後ETPとなる経過時間として正しいもの…

空中航法 第17問

目的空港の天候が悪化する可能性があるため、ETPで最終的な飛行の判断をしたい。出発後ETPとなる経過時間として正しいものはどれか。ただし、出発空港から目的空港はTC050°、距離330 nm、TAS150 kt、風080°/26 ktとし、上昇降下は考慮しない。

正答 (4)
正答は (4)。1時間30分後です。 ETP(等時点)は、そこから出発地へ戻っても目的地へ進んでも、かかる時間が同じになる地点です。 【往路と復路の対地速度】 風080°/26kt、TC050°。風の吹いてくる向きと航路の角度差は 080−050=30°です。 向かい風成分 = 26 × cos30° ≒ 22.5kt 横風成分   = 26 × sin30° = 13kt 偏流修正角  = sin⁻¹(13 ÷ 150) ≒ 5.0° 航路方向の速さ 150 × cos5.0° ≒ 149.4kt
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往路GS(TC050°) ≒ 149.4 − 22.5 ≒ 126.9kt 復路GS(TC230°) ≒ 149.4 + 22.5 ≒ 171.9kt 【ETPまでの距離と時間】 ETPまでの距離 = 全距離 × 復路GS ÷(往路GS + 復路GS) = 330 × 171.9 ÷(126.9 + 171.9) = 330 × 171.9 ÷ 298.8 ≒ 189.9nm ETPまでの時間 = 189.9 ÷ 126.9 × 60 ≒ 89.8分 ≒ 1時間30分 【検算】 ETPから目的地へ (330 − 189.9)÷ 126.9 × 60 ≒ 66分 ETPから出発地へ 189.9 ÷ 171.9 × 60 ≒ 66分 どちらも同じ時間になります。 【ほかの選択肢】 (1)(2)(3) 1時間06分・1時間11分・1時間25分は、上の計算の結果と合いません 誤り 向かい風で進むので、ETPは中間点(165nm)より目的地側になります。偏流修正角を無視して計算しても約89分で、答えは変わりません。

出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問17(国土交通省 公表)出典元ページ

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