航空医学に関する記述で誤りはどれか。…
空中航法(動滑) 第20問
航空医学に関する記述で誤りはどれか。
- (1)航空機を安全に操縦するためには、パイロットが健康であることが大前提であり、健康ではない状態で航空機を操縦することはパイロットインキャパシテーションに繋がり得る。
- (2)日常生活の中では軽い病気とされるものであっても、安全な航空業務の遂行能力を著しく低下させることがある。
- (3)ほとんどのパイロットは、空中に上がっても地上で受けたストレスから解放されることはない。したがって、地上で異常なトラブルにぶつかったときにはこれらのトラブルがうまく解決されるまで飛行を延期することも考慮すべきである。
- (4)慢性疲労とは、長期間にわたる肉体的及び精神的緊張、つまり激しい筋肉運動、静止状態、過度の精神労働などの後に感ずる疲れと倦怠であり、適度な休養と睡眠によって取り除くことができる。
正答 (4)
正答は (4)。適度な休養と睡眠で取り除けるのは急性疲労で、慢性疲労は短い休養では回復しにくいので、これが誤りです。
急性疲労は、激しい運動や長い緊張の後に感じる一時的な疲れで、十分な休養と睡眠で回復します。慢性疲労は、急性疲労が回復しきらないまま積み重なって長く続くもので、回復には長い期間が必要になり、判断力や注意力を下げます。
【ほかの選択肢】
(1) 健康が安全な操縦の前提で、不調はインキャパシテーションにつながり得るので 正しい
(2) 軽い病気でも業務の遂行能力を大きく下げることがあるので 正しい
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(3) 地上のストレスは空中でも続くので、解決まで飛行の延期も考えるべきなので 正しい
【見分け方】
「休めば取れる」は急性疲労、「積み重なって長引く」は慢性疲労です。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 空中航法(動滑) 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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