次のうち,Fさんの支援を修正するときに利用するサービスとして,正しいものを1 つ選びなさい。…
総合問題 第125問
〔事例〕Fさん(20 歳,男性)は,自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)と重度の知的障害があり,自宅で母親(50 歳),姉(25 歳)と3 人で暮らしている。Fさんは生活介護事業所を利用している。事業所では比較的落ち着いているが,自宅に帰ってくると母親に対してかみつきや頭突きをすることがあった。また,自分で頭をたたくなどの自傷行為もたびたび見られる。仕事をしている母親に代わり,小さい頃から食事や排泄の介護をしている姉は,これまでFさんの行動を止めることができていたが,最近ではからだが大きくなり力も強くなって,母親と協力しても止めることが難しくなっていた。家族で今後のことを考えた結果,Fさんは障害者支援施設に入所することになった。Fさんが施設に入所して1 年が経った。介護福祉職は,Fさん,母親,姉と共にこれまでの生活と支援を振り返り,当面,施設で安定した生活が送れるように検討した。次のうち,Fさんの支援を修正するときに利用するサービスとして,正しいものを1 つ選びなさい。
- (1)地域定着支援
- (2)計画相談支援
- (3)地域移行支援
- (4)基幹相談支援
- (5)基本相談支援
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
障害福祉サービスを利用する人には、指定特定相談支援事業者の相談支援専門員が、サービス等利用計画を作成し、利用開始後は定期的にモニタリングを行って、必要に応じて計画を見直します。これらは「計画相談支援」(サービス利用支援と継続サービス利用支援)と呼ばれる給付です。施設入所支援を利用しているFさんの支援を振り返り、修正するときには、計画相談支援を利用します。
【ほかの選択肢】
(1) 地域定着支援 地域で一人暮らしなどをしている障害者に、常時の連絡体制を確保し、緊急時の訪問や相談などを行うサービスです 誤り
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(3) 地域移行支援 障害者支援施設や精神科病院などから地域での生活に移るための支援です。Fさんは当面、施設での安定した生活を目指しています 誤り
(4) 基幹相談支援 基幹相談支援センターは、地域の相談支援の中核となる機関で、個々の利用者が利用するサービスの名称ではありません 誤り
(5) 基本相談支援 障害者などからの一般的な相談に応じ、情報提供や助言を行うものです。計画の作成や見直しは計画相談支援で行います 誤り
【覚え方】
計画相談支援 …… サービス利用支援(計画の作成)+継続サービス利用支援(モニタリングと見直し)
地域相談支援 …… 地域移行支援+地域定着支援
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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