次のうち,娘への介護福祉士の応答として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…

総合問題 第118問

〔事例〕Cさん(90 歳,女性)は,動物好きで長年ペットのオウムを飼っている。5 年前に夫が亡くなったときも,ペットが大きな心の支えになった。2 年前,身体の衰えから買物や調理などの家事が難しくなり,一人暮らしが困難になったので,ペットと入所できる健康型有料老人ホームに入所した。最近Cさんは,毎週楽しみにしていたレクリエーションがある曜日や時間を忘れてしまう,トイレの場所がわからず失禁するなどの症状が繰り返し生じるようになってきた。心配した娘がCさんと病院を受診したところ,アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断を受けた。健康型有料老人ホームでは対応が困難になってきたため,心配した娘はCさんが入所できる施設に移ることを検討し始めた。娘はCさんの病状を心配して,「お父さんが残してくれた貯金があるから,もっとお母さんのお世話をしてくれる施設に移ろう」と提案した。Cさんは,「ペットと一緒に暮らせなくなるのは嫌だ」とつぶやき,うつむいた。困った娘は健康型有料老人ホームの介護福祉士に相談した。次のうち,娘への介護福祉士の応答として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (1)
正答は (1)。最も適切なのはこれです。 Cさんにとってペットのオウムは、夫を亡くしたときにも心の支えになった大切な存在です。Cさんは「ペットと一緒に暮らせなくなるのは嫌だ」と、自分の思いを言葉にしています。認知症と診断されても、本人の意思を尊重することが基本です。介護福祉士は娘の心配も受け止めつつ、ペットを大事にしているCさんの意思を尊重するよう伝え、Cさんの思いを生かせる住まいを一緒に考えます。 【ほかの選択肢】 (2) 新しい施設に行くことが最優先 Cさんの思いを確かめずに、移ることだけを優先しています 誤り
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(3) あなた(娘)の意向を優先する 本人の意思より家族の意向を優先するのは適切ではありません 誤り (4) ペットを飼うことは優先度の高いニーズではない ペットはCさんの心の支えで、生活の質に深く関わる大切なニーズです 誤り (5) 受け入れるよう説得する Cさんの意思を尊重せず、説得することになります 誤り

出典:介護福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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