Bさん(76 歳,男性)は,この数週間,日中に,「眠い」と訴えている。Bさんは毎日15 時にコーヒー1 杯を飲み,たばこ…

こころとからだのしくみ 第28問

Bさん(76 歳,男性)は,この数週間,日中に,「眠い」と訴えている。Bさんは毎日15 時にコーヒー1 杯を飲み,たばこを1 本吸い,21 時に就寝する。夜間の睡眠状態を数日間観察すると,睡眠中にぴくぴくと下肢が動いていることがたびたびあった。起床後,手足に異常を感じるかをBさんに確認したが,「特にない」とのことだった。次のうち,Bさんの睡眠障害の原因として,最も適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。 Bさんは日中に「眠い」と訴え、夜間の観察で、睡眠中に下肢がぴくぴくと動くことがたびたび見られています。一方で、起床後に手足の異常は「特にない」と話しています。周期性四肢運動障害は、睡眠中に足などが周期的に動くことで眠りが浅くなり、本人は気づかないまま日中の眠気が起こる病気です。本人に自覚がない点も、Bさんの様子に合っています。 【ほかの選択肢】 (1) ニコチン摂取 ニコチンには覚醒作用がありますが、Bさんがたばこを吸うのは15時に1本で、就寝の6時間前です。下肢の動きも説明できません 誤り
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(2) レム睡眠行動障害 夢の内容に合わせて大声を出したり、手足を大きく動かしたりする病気です。ぴくぴくとした下肢の動きとは違います 誤り (3) レストレスレッグス症候群 夕方から夜、じっとしているときに、脚にむずむずする不快な感覚が起こり、動かさずにいられなくなる病気です。Bさんには手足の異常の自覚がありません 誤り (4) カフェイン摂取 コーヒーは15時に1杯で、就寝の6時間前です。下肢の動きの説明にもなりません 誤り 【見分け方】 むずむずする「感覚の自覚」があればレストレスレッグス症候群、本人は気づかず「睡眠中の脚の動き」が見られれば周期性四肢運動障害、と区別します。2つが合併することもあります。

出典:介護福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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