Cさん(55 歳,男性)は,知的障害がある。3 か月前に,施設から居宅での一人暮らしに移行し,現在は,居宅介護(ホームヘ…
コミュニケーション技術 第78問
Cさん(55 歳,男性)は,知的障害がある。3 か月前に,施設から居宅での一人暮らしに移行し,現在は,居宅介護(ホームヘルプサービス)を利用しながら生活している。ある日,Cさんが,「ゴミ,分けて捨てるの,難しいよ」と言うので,室内に分別収集の説明書を貼って,カレンダーに収集日を書くことにした。そして,介護福祉職は,「この説明書とカレンダーを見て,捨てるといいですよ」とCさんに伝えた。その後,Cさんは努力していたが,分別できなかったゴミが少しずつ増えていった。次のうち,Cさんにかける介護福祉職の最初の言葉として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- (1)「ゴミでいっぱいになる前に,適切に捨てられるようになりましょう」
- (2)「説明書とカレンダーをよく見てください」
- (3)「ゴミが増えてきて,気持ち悪いですね」
- (4)「がんばっていれば,上手にできるようになりますよ」
- (5)「ゴミ捨ては難しいですよね。できることをいっしょに考えましょう」
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
Cさんは「ゴミ、分けて捨てるの、難しいよ」と話し、説明書とカレンダーを用意した後も努力を続けていますが、分別できないゴミが増えています。まず「ゴミ捨ては難しいですよね」と、Cさんの難しさや努力を受け止めます。そのうえで「できることをいっしょに考えましょう」と伝え、Cさんにわかりやすい方法(絵や写真での表示、ゴミ箱の色分けなど)を一緒に考えていきます。
【ほかの選択肢】
(1) 「適切に捨てられるようになりましょう」 Cさんの難しさを受け止めず、結果だけを求めています 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 「説明書とカレンダーをよく見てください」 すでに努力しているCさんに、うまくいっていない方法をくり返し求めています 誤り
(3) 「気持ち悪いですね」 Cさんを責めているように受け取られ、自信を失わせます 誤り
(4) 「がんばっていれば上手にできる」 努力しているCさんにさらにがんばることを求めるもので、具体的な支援になりません 誤り
出典:介護福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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