次の記述のうち,生活保護制度における補足性の原理として,適切なものを1 つ選びなさい。…
社会の理解 第24問
次の記述のうち,生活保護制度における補足性の原理として,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)申請に基づいて保護を行う。
- (2)国の定める基準によって測定された需要をもとに保護を行う。
- (3)個人の必要に応じてできるだけ早く保護を行う。
- (4)資産・能力を活用した上で保護を行う。
- (5)世帯を単位として保護を行う。
正答 (4)
正答は (4)。適切なのはこれです。
補足性の原理は生活保護法第4条に定められ、生活に困窮する人が、利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、最低限度の生活の維持のために活用することを保護の要件としています。また、民法に定める扶養義務者の扶養や、他の法律に定める扶助は、生活保護に優先して行われます。
【ほかの選択肢】
(1) 申請に基づいて保護を行う 申請保護の原則(第7条)です。急迫した状況にあるときは、申請がなくても必要な保護を行うことができます 誤り
(2) 国の基準で測定した需要をもとに保護を行う 基準及び程度の原則(第8条)です 誤り
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(3) 個人の必要に応じて保護を行う 必要即応の原則(第9条)にあたる内容です。年齢、性別、健康状態など、個人や世帯の実際の必要の違いを考えて、有効かつ適切に保護を行うというものです 誤り
(5) 世帯を単位として保護を行う 世帯単位の原則(第10条)です 誤り
【整理】
生活保護法の基本原理は、国家責任(第1条)、無差別平等(第2条)、最低生活(第3条)、補足性(第4条)の4つです。保護の原則は、申請保護、基準及び程度、必要即応、世帯単位の4つです。「原理」と「原則」を分けて覚えましょう。
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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