新人職員のAさん(20 歳)は,子どもの頃からの夢だった介護福祉職になり,がんばって働いていた。ただ,介護の技術をもっと…
人間関係とコミュニケーション 第25問
新人職員のAさん(20 歳)は,子どもの頃からの夢だった介護福祉職になり,がんばって働いていた。ただ,介護の技術をもっと学ぶ必要があるといつも感じていた。ある日,利用者Bさんに,「Aさんじゃダメだ,別の人を呼んで」と言われて,ショックを受けた。悩むうちに利用者とかかわりたくないと感じるようになり,眠れなくなってしまった。次の記述のうち,このような状況にあるAさんが,ストレスを取り除くためにまず行うべき対処方法として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)つらさから逃げず,学びが足りないことを自覚する。
- (2)介護の技術がうまくなるために,全力で取り組む。
- (3)眠れるように,毎晩飲酒する。
- (4)上司や同僚などに悩みを話して,助言を受ける。
- (5)介護福祉職には向かないと判断して,転職する。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
Aさんは利用者の言葉にショックを受け、利用者とかかわりたくないと感じ、眠れなくなっています。ストレスへの対処としてまず大切なのは、一人で抱え込まずに、上司や同僚など信頼できる人に悩みを話して、助言や支えを受けることです(ソーシャルサポートの活用)。話すことで気持ちが整理され、問題を解決するための具体的な助言も得られます。眠れない状態が続く場合は、医療機関への相談も考えます。
【ほかの選択肢】
(1) 学びが足りないことを自覚する すでに自分を責めて悩んでいるAさんを、さらに追い詰めることになります 誤り
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(2) 全力で技術の向上に取り組む 技術を磨くことは大切ですが、眠れなくなっている今は、まずストレスを和らげることが先です。無理を重ねると燃え尽き症候群(バーンアウト)につながるおそれがあります 誤り
(3) 毎晩飲酒する 飲酒は眠りを浅くし、習慣になるとアルコール依存のおそれもあります。適切な対処とはいえません 誤り
(5) 転職する 悩みを相談する前に、向いていないと決めつけて職場を離れるのは、まず行うべき対処ではありません 誤り
出典:介護福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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