A さん(81歳、男性)は、大腸内視鏡検査を受けることになった。検査前にA さんへ看護師が確認する項目で最も優先されるの…
午後 第56問
A さん(81歳、男性)は、大腸内視鏡検査を受けることになった。検査前にA さんへ看護師が確認する項目で最も優先されるのはどれか。
- (1)義歯の使用
- (2)白内障の有無
- (3)保持できない姿勢
- (4)前立腺肥大症の有無
正答 (4)
正答は (4)。前立腺肥大症の有無を最も優先して確認します。
大腸内視鏡検査では、腸の動きを抑えて観察しやすくするため、抗コリン薬(ブチルスコポラミン臭化物)を使うことがあります。抗コリン薬は膀胱の収縮を弱めるため、前立腺肥大症で排尿障害のある人では尿閉を起こすおそれがあり、使えません。81歳の男性では前立腺肥大症が多いため、検査前に必ず確認します。
【ほかの選択肢】
(1) 義歯の使用 鎮静を使う場合などには確認するが、大腸の検査で最も優先される項目ではない 誤り
(2) 白内障の有無 抗コリン薬で注意が必要なのは緑内障(閉塞隅角緑内障)で、白内障ではない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 保持できない姿勢 体位の変換に関わるので確認はするが、薬の禁忌の確認がより優先される 誤り
【抗コリン薬の主な禁忌】
緑内障、前立腺肥大症による排尿障害、重い心疾患、麻痺性イレウス。
出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問56(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第60問順調に分娩が進行している妊娠40 週0日の初産婦から「腟から水っぽいものが流れ、下着が濡
- 2024年(令和6年) 第120問A さん(72 歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが
- 2026年(令和8年) 第58問A さん(70 歳、男性)は1 人で暮らしており、日常生活動作〈ADL〉は自立している。
- 2026年(令和8年) 第116問A さん(27 歳、男性、会社員)は1 人で暮らしている。最近、事務部門から営業部門に異
- 2023年(令和5年) 第55問子どもの発達で正しいのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第115問A さん(50 歳、男性、自営業)は妻(48 歳)、長男(23 歳、会社員)と3人で暮ら
スポンサーリンク

