A さん(56 歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹…

午前 第96問

A さん(56 歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆囊摘出術の目的で入院した。看護師は手術オリエンテーションで、術後の入院期間は2日と説明した。A さんは、同じ手術を受けた妹が合併症で3週間以上食事もできなかったので、自分も同じ合併症を発症するかもしれないと心配そうに話した。A さんの術後の経過は良好で、退院した。その後の外来受診で「下痢をすることが多いです」という訴えがあった。下痢を予防するために控えるもので正しいのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。脂質を控えます。 胆囊は胆汁をためて濃くし、脂肪の多い食事をとると収縮して、まとまった量の胆汁を十二指腸に送ります。胆囊を摘出すると胆汁が少しずつ流れ続けるだけになり、脂肪の多い食事を一度にとると消化・吸収が追いつかず、下痢を起こしやすくなります。脂質の多い食事を控え、1回の量を少なめにします。 【ほかの選択肢】 (1) 塩分 下痢の予防とは関係が薄い 誤り (3) 糖質 胆汁は糖質の消化には関わらない 誤り (4) 蛋白質 胆汁は蛋白質の消化には関わらない 誤り 【関連】 多くの人は、時間がたつと体が慣れて症状が軽くなります。

出典:2025年(令和7年) 看護師国家試験 問96(厚生労働省 公表)出典元ページ

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