地点A、B、Cにおける地上(高度0m)から高度1000mまでの気層の気温の平均値がそれぞれTA、TB、TC、混合比がそれ…

一般知識 一般知識 問3

地点A、B、Cにおける地上(高度0m)から高度1000mまでの気層の気温の平均値がそれぞれTA、TB、TC、混合比がそれぞれqA、qB、qCであり、また、TA<TB=TCかつqA=qB<qCとなっている。各地点の地上気圧が等しいとき、地点A、B、Cにおける高度1000mの気圧PA、PB、PCの大小関係として正しいものを下記の①〜⑤の中から1つ選べ。ただし、いずれの地点でも大気は静力学平衡の状態にあり、重力加速度は一定とする。

正答 ①
正答は ①。PA<PB<PC です。 【考え方】 静力学平衡と状態方程式から、気圧が p₀ から p になるまでの厚さはΔz=(Rd T̄v/g) ln(p₀/p) で表されます(T̄v は層の平均の仮温度)。地上の気圧が同じなら、仮温度が高い(空気が軽い)地点ほど高さとともに気圧が下がりにくく、高度1000mの気圧は高くなります。 【各地点の仮温度】 仮温度は Tv≒T(1+0.61q) で、気温が高いほど、また水蒸気が多いほど高くなります。 A と B:混合比は同じ(qA=qB)で TA<TB なので、TvA<TvB
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B と C:気温は同じ(TB=TC)で qB<qC なので、TvB<TvC よって TvA<TvB<TvC となり、高度1000mの気圧は PA<PB<PC です。 【ほかの選択肢】 ② PB=PC とすると、水蒸気が多いほど空気が軽くなる効果を見落としています。誤り ④ PA=PB とすると、気温の違いの効果を見落としています。誤り ③⑤ 仮温度の大小と合いません。誤り

出典:令和4年度第2回(第59回)気象予報士試験 学科試験(予報業務に関する一般知識)問3(一般財団法人気象業務支援センター 公表・許諾を得て掲載)出典元ページ

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