エンジンに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。…
原動機及び電気に関する知識 第11問
エンジンに関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ディーゼルエンジンは、高温高圧の空気の中に軽油や重油を噴射して燃焼させる。
- (2)ディーゼルエンジンは、燃焼に使用される燃料の引火点が高いため、ガソリンエンジンに比べ火災による危険度は少ないが、冬期の始動性はやや悪い。
- (3)移動式クレーンには、直接噴射式ディーゼルエンジンが多く搭載されている。
- (4)4サイクルエンジンは、吸入、圧縮、燃焼、排気の行程順の1循環で1回の動力を発生する。
- (5)ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べ、一般に、運転経費は安いが熱効率が悪い。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べて熱効率が良いです。運転経費が安いのは、そのとおりです。
圧縮比が高く、点火装置を使わず圧縮熱で自然着火させるため、燃料の持つ熱を仕事に変える割合が大きくなります。
【ほかの選択肢】
(1) ディーゼルエンジンは、高温高圧の空気の中に軽油や重油を噴射して
燃焼させる 正しい
(2) 燃料の引火点が高いため、ガソリンエンジンに比べ火災による
危険度は少ないが、冬期の始動性はやや悪い 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 移動式クレーンには、直接噴射式ディーゼルエンジンが多く
搭載されている 正しい
(4) 4サイクルエンジンは、吸入、圧縮、燃焼、排気の行程順の
1循環で1回の動力を発生する 正しい
【引火点が高いと火災に強いわけ】
常温では、火を近づけても燃える蒸気が出ない
軽油の引火点は40℃以上、ガソリンは−40℃以下です。こぼれたときの危険がまったく違います。
【冬期の始動性が悪いわけ】
圧縮熱だけで着火させるので、冷えていると温度が上がりきらない
だから、グロープラグや電熱式エアヒータといった始動補助装置が付いています。
【4サイクルの数え方】
4行程(クランク軸2回転)で1回だけ動力が出る
吸入・圧縮・燃焼・排気のうち、力を出すのは燃焼の行程だけです。
出典:移動式クレーン運転士 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「原動機及び電気に関する知識」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第11問ディーゼルエンジンに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第19問電気に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第17問移動式クレーンの油圧装置の保守に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第15問移動式クレーンの油圧装置の油圧制御弁に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第13問油で満たされた二つのシリンダが連絡している図の装置で、ピストンA(直径1㎝)に9Nの力を
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第11問エンジンに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
スポンサーリンク

