55 歳の女性。趣味でジョギングを行っている。変形性膝関節症に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真(別冊No.…

午前 第9問

55 歳の女性。趣味でジョギングを行っている。変形性膝関節症に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真(別冊No. 3)を別に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。

理学療法士 2023年(令和5年) 第9問の写真
正答 (4)
正答は (4)。術後早期から大腿四頭筋の筋力増強運動を行います。 エックス線写真では、脛骨の近位内側にプレートが当てられ、骨を切って開いた隙間に人工骨のブロックが入っています。内側を開く高位脛骨骨切り術(opening wedge HTO)で、内側に偏った荷重を外側へ移す手術です。関節そのものは残るので、ジョギングなど活動性の高い人に選ばれます。 術後は大腿四頭筋の筋力が落ちやすいため、セッティングなど骨切り部に負担の少ない方法で早期から筋力増強を始めます。 【ほかの選択肢】 (1) プレートを抜く前でも、骨癒合が得られればスポーツ復帰を進められる 誤り
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(2) 骨癒合まで完全免荷にはせず、固定性に応じて部分荷重から始めることが多い 誤り (3) 外側楔状足底板は内側型変形性膝関節症の保存療法。骨切りで下肢のアライメントを直した後に使う理由はない 誤り (5) 関節内の手術ではないので、2週も安静にせず早期から可動域練習を行う 誤り 【人工膝関節との違い】 HTO は自分の関節を残し、骨の向きを変える手術です。骨が癒合するまでの荷重の進め方が要点になります。

出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ

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