22 歳の男性。大学の野球部に所属している。右上肢の投球動作時の違和感を訴えて受診し、理学療法が開始された。図に示す手法…
午前 第7問
22 歳の男性。大学の野球部に所属している。右上肢の投球動作時の違和感を訴えて受診し、理学療法が開始された。図に示す手法で伸長される筋はどれか。
- (1)棘下筋
- (2)棘上筋
- (3)小円筋
- (4)前鋸筋
- (5)大円筋
正答 (5)
正答は (5)。伸ばされるのは大円筋です。
【図の見方】
背臥位で肩関節を約90度外転し、肘を曲げた肢位です。
手関節に重錘を巻き、矢印のように前腕を頭側・床側へ下ろしています。これは肩関節を外転位で外旋させる動きです。
外旋方向に動かすと、反対の作用をもつ内旋筋が伸ばされます。大円筋は肩関節の内旋・内転・伸展に働くので、外転位での外旋で伸長されます。投球障害の肩では、内旋筋や後方の組織の柔軟性の評価・ストレッチがよく行われます。
【ほかの選択肢】
(1) 棘下筋 外旋筋なので、外旋では縮む方向 誤り
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(2) 棘上筋 外転筋。外転位では緩む 誤り
(3) 小円筋 外旋筋なので、外旋では縮む方向 誤り
(4) 前鋸筋 肩甲骨の外転・上方回旋に働く筋で、この肢位の主な伸長対象ではない 誤り
【考え方】
ストレッチの問題は「その動きの反対の作用をもつ筋が伸びる」と考えます。外旋させれば内旋筋(肩甲下筋・大円筋・広背筋・大胸筋)、内旋させれば外旋筋です。
出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問7(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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