68 歳の男性。5 年前にParkinson 病と診断された。現在、両手に安静時振戦、両側上下肢に中等度の筋強剛を認める…

午後 第14問

68 歳の男性。5 年前にParkinson 病と診断された。現在、両手に安静時振戦、両側上下肢に中等度の筋強剛を認める。「最近、歩いているときに足が出にくく、バランスを崩して転びそうになることが増えてきた」との訴えがある。日常生活は自立しているが、屋外歩行時には転倒への不安があるため外出を控えている。この患者のHoehn & Yahr の重症度分類ステージはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。ステージⅢです。 この患者は、両側に振戦と筋強剛があり、歩行中にバランスを崩して転びそうになる、つまり姿勢反射障害が出ています。一方で日常生活は自立しています。両側の症状に姿勢反射障害が加わり、なお自立している状態が、Hoehn & Yahr のステージⅢです。 【Hoehn & Yahr の重症度分類】 Ⅰ 片側だけの症状 Ⅱ 両側の症状。姿勢反射障害はない Ⅲ 姿勢反射障害がある。活動は制限されるが自立している Ⅳ 重い障害。立つ・歩くはなんとかできるが、介助が要る場面が
解説の続きをみる続きを閉じる
  多い Ⅴ 介助がなければ車椅子かベッド上の生活 【ほかの選択肢】 (1) Ⅰ 症状が両側にあるので当たらない 誤り (2) Ⅱ 姿勢反射障害があるので当たらない 誤り (4) Ⅳ 日常生活は自立しているので当たらない 誤り (5) Ⅴ 自力で歩けるので当たらない 誤り ⅡとⅢの境目は「姿勢反射障害(転びそうになる)の有無」です。

出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午後」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第9問20 歳の男性。1 か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり来院した。実
  2. 2025年(令和7年) 第41問大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2 つ選べ。
  3. 2025年(令和7年) 第73問上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
  4. 2024年(令和6年) 第6問ゴムバンドを用いて筋力増強運動を実施している様子を図に示す。この運動で最も増強される筋は
  5. 2024年(令和6年) 第39問寛解期にある多発性硬化症に対する理学療法の禁忌はどれか。
  6. 2024年(令和6年) 第71問膝関節で正しいのはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク