16 歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針…
午後 第19問
16 歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針となった。急性期の対応で正しいのはどれか。
- (1)受傷日から患部の安静目的に固定を行う。
- (2)受傷日から積極的に患側足関節の可動域練習を行う。
- (3)受傷日から炎症を抑えるために入浴など血液循環を促す。
- (4)受傷翌日から試合に参加できるよう鎮痛薬を飲むように勧める。
- (5)受傷から3 日間は常に氷水で冷やし続ける。
正答 (1)
正答は (1)。受傷日から患部の安静目的に固定を行います。
足関節外側靱帯損傷の急性期は、損傷した靱帯を守り、腫れと出血を抑えることが優先です。受傷日からテーピングや装具、シーネなどで固定し、患部を保護します。あわせて、冷却・圧迫・挙上を行います(RICE、あるいは保護を加えた PRICE)。
【ほかの選択肢】
(2) 受傷当日に積極的に可動域練習をすると、損傷した靱帯が伸ばされ、出血や腫れが増える 誤り
(3) 入浴などで血流を促すと、急性期は腫れや出血が増える。血流を促すことで炎症を抑えることはできない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 痛みを薬で抑えて試合に出ると、損傷が悪化し、靱帯がゆるく治って再発の原因になる 誤り
(5) 冷やし続けると凍傷や神経障害の危険がある。1回15〜20分程度を、間をあけて繰り返す 誤り
【その後の経過】
腫れと痛みが落ち着けば、固定を続けながら可動域練習・筋力増強(腓骨筋)・バランス練習へ進み、再発予防を図ります。
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問19(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第14問75 歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸
- 2025年(令和7年) 第46問脳の領域と機能の組合せで正しいのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第78問アポトーシスで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第11問68 歳の女性。外出中、前方に転倒して受傷し、骨折に対して手術療法が行われた。術後のエッ
- 2024年(令和6年) 第44問介護保険制度で対象外の住宅改修はどれか。
- 2024年(令和6年) 第76問前頭葉の損傷による高次脳機能障害で生じるのはどれか。2 つ選べ。
スポンサーリンク

