骨壊死を合併しやすい骨折はどれか。…
午後 第32問
骨壊死を合併しやすい骨折はどれか。
- (1)鎖骨遠位部骨折
- (2)上腕骨外科頸骨折
- (3)中手骨骨幹部骨折
- (4)大腿骨頸部骨折
- (5)膝蓋骨骨折
正答 (4)
正答は (4)。大腿骨頸部骨折です。
大腿骨頭を養う血管の多くは、頸部の外側を回って骨頭に入ります(内側・外側大腿回旋動脈の枝)。頸部が折れて骨片がずれるとこの血管が切れ、骨頭への血流が途絶えて骨頭壊死が起こりやすくなります。関節包の中の骨折で骨膜からの血流も乏しく、骨癒合しにくいことも特徴です。ずれの大きい骨折(Garden 分類のⅢ・Ⅳ)では、人工骨頭置換術が選ばれることが多いのはこのためです。
【ほかの選択肢】
(1) 鎖骨遠位部骨折は偽関節になることはあるが、骨壊死は起こりにくい 誤り
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(2) 上腕骨外科頸骨折は血流が保たれやすく、骨壊死は起こりにくい(解剖頸の骨折や粉砕骨折では起こりうる) 誤り
(3) 中手骨骨幹部骨折は骨壊死を起こしにくい 誤り
(5) 膝蓋骨骨折は骨壊死を起こしにくい 誤り
【骨壊死を起こしやすい骨折】
大腿骨頸部骨折(骨頭)、手の舟状骨骨折(近位骨片)、距骨頸部骨折(距骨体)
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問32(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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