神経伝導検査でF 波の潜時延長と出現率減少がみられる疾患はどれか。…

午後 第43問

神経伝導検査でF 波の潜時延長と出現率減少がみられる疾患はどれか。

正答 (1)
正答は (1)。F 波の潜時延長と出現率減少がみられるのは Guillain-Barré 症候群です。 F 波は、末梢神経を電気で刺激したとき、興奮が脊髄の前角細胞まで逆向きに伝わり、そこで折り返して再び筋に届いて出る小さな波です。神経の近い部分(神経根を含む)を通るので、神経根の障害を調べるのに役立ちます。 Guillain-Barré 症候群(特に脱髄型)では、早い時期から神経根に近い部分が傷むため、F 波が出にくくなり(出現率の低下)、出ても遅れます(潜時の延長)。通常の伝導速度の検査より先に異常が出ることが多い所見です。
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【ほかの選択肢】 (2) Parkinson 病 中枢の病気で、末梢神経の伝導は正常 誤り (3) 重症筋無力症 神経筋接合部の病気。反復刺激試験で振幅が漸減(waning)する 誤り (4) 進行性核上性麻痺 中枢の神経変性疾患 誤り (5) 多系統萎縮症 中枢の神経変性疾患 誤り 【反復刺激試験の整理】 重症筋無力症 低頻度刺激で漸減(waning) Lambert-Eaton 症候群 高頻度刺激で漸増(waxing)

出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問43(厚生労働省 公表)出典元ページ

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