図に示すように、周波数100〔MHz〕、送信アンテナの半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10〔dB〕、水平偏波で放…
無線工学B 無線工学B A-15
図に示すように、周波数100〔MHz〕、送信アンテナの半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10〔dB〕、水平偏波で放射電力1〔kW〕、送信アンテナの高さ100〔m〕、受信アンテナの高さ10〔m〕、送受信点間の距離90〔km〕で、送信点から60〔km〕離れた地点に高さ300〔m〕のナイフエッジがあるときの受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、回折係数は0.2 とし、アンテナの損失はないものとする。また、波長をλ〔m〕とすれば、AC 間とCB 間の通路利得係数 𝐴1及び 𝐴2 は次式で表されるものとする。なお、θ < 0.5 の場合、sinθ ≒ θ が成り立つものとする。𝐴1 = 2 sin(2πℎ1ℎ0/(𝜆𝑑1)) 𝐴2 = 2 sin(2πℎ2ℎ0/(𝜆𝑑2))
- (1)312〔μV/m〕
- (2)416〔μV/m〕
- (3)565〔μV/m〕
- (4)711〔μV/m〕
- (5)1,132〔μV/m〕
正答 (5)
正答は (5)。自由空間電界 E0≒7.78〔mV/m〕に回折係数0.2と A1≒1.73、A2≒0.42 を掛けて、約1,130〔μV/m〕です。
λ=3×10⁸/(100×10⁶)=3〔m〕、相対利得10〔dB〕=10倍
E0=7√(GP)/d=7√(10×1,000)/(90×10³)≒7.78×10⁻³〔V/m〕
A1=2 sin(2π×100×300/(3×60×10³))=2 sin(π/3)≒2×0.866≒1.73
A2=2 sin(2π×10×300/(3×30×10³))=2 sin(π/15)≒2×0.209≒0.42
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E=E0×0.2×A1×A2
≒7.78×10⁻³×0.2×1.73×0.42≒1.13×10⁻³〔V/m〕≒1,132〔μV/m〕
A1 の角度 π/3≒1.05 は0.5より大きいので sinθ≒θ が使えず、sin の値で計算します。A2 の角度 π/15≒0.21 は近似が使えます。
【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) (4) 上の計算の約1,130〔μV/m〕から離れています 誤り
【注意】
回折係数と二つの通路利得係数を、自由空間電界にすべて掛けます。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B A-15(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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