次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。…
無線工学B 無線工学B B-4 ウ
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナの位置から見た仰角をθ〔rad〕とする。(1) レーダーから見た航空機の高度をH〔m〕とすると、レーダーと航空機の距離は、[ア]〔m〕となる。(2) 垂直面内の指向性は、[イ]であり、航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に[ウ]。(3) 水平面内のビーム幅は、方位分解能をよくするため非常に[エ]。(4) 用いられる周波数帯は、[オ]である。[ウ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)セカント2 乗特性
- (2)H secθ
- (3)無関係にほぼ一定となる
- (4)広い
- (5)S バンド
- (6)コセカント2 乗特性
- (7)H cosecθ
- (8)反比例する
- (9)狭い
- (10)C バンド
正答 (3)
正答は (3)。コセカント2乗特性にすると、等高度で飛ぶ航空機からの反射波の強度は、距離に無関係にほぼ一定になります。
レーダーの受信電力は、送受の利得をG(θ)として G(θ)²/R⁴ に比例します。G(θ)∝cosec²θ、R=H cosecθ を入れると
cosec⁴θ/(H⁴cosec⁴θ)=1/H⁴
となり、高度Hだけで決まって距離に関係しません。
【紛らわしい語】
(8) 反比例する 指向性を工夫しないと受信電力は距離の4乗に反比例しますが、この特性で打ち消しています
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B B-4 ウ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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