実効長1〔m〕の直線状アンテナを周波数20〔MHz〕で用いたとき、このアンテナの放射抵抗の値として、最も近いものを下の番…
無線工学B 無線工学B A-4
実効長1〔m〕の直線状アンテナを周波数20〔MHz〕で用いたとき、このアンテナの放射抵抗の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、微小ダイポールの放射電力 𝑃 は、ダイポールの長さを 𝑙〔m〕、波長を 𝜆〔m〕及び流れる電流を 𝐼〔A〕とすれば、次式で表されるものとする。𝑃= 80 (π𝐼𝑙/𝜆)²〔W〕
- (1)36.5〔Ω〕
- (2)21.5〔Ω〕
- (3)12.6〔Ω〕
- (4)8.0〔Ω〕
- (5)3.5〔Ω〕
正答 (5)
正答は (5)。λ=15m、Rr=80π²(l/λ)²に実効長1mを入れると、80×9.87/225≒3.5Ωです。
放射電力の式は(紙面では2乗)
P=80(πIl/λ)²〔W〕
放射抵抗はP=I²Rrから
Rr=80π²(l/λ)²
20MHzの波長は λ=3×10⁸/(20×10⁶)=15〔m〕。実効長l=1mを入れて
Rr=80×π²×(1/15)²=80×9.87/225≒3.5〔Ω〕
【ほかの選択肢】
(1) 36.5Ω は1/4波長垂直接地アンテナ、(2)〜(4) は計算と合いません
【見分け方】
短いアンテナでは、実効長を使った Rr=80π²(he/λ)² で放射抵抗が出せます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B A-4(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「無線工学B」のほかの問題
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B B-2 エ次の記述は、TEM 波について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B B-4 ア次の記述は、マイクロ波(SHF)帯の電波の対流圏伝搬について述べたものである。[ ]内
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B B-5 ウ次の記述は、電界や磁界などの遮へい(シールド)について述べたものである。[ ]内に入れ
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B A-5周波数が60〔MHz〕の電波を素子の太さが等しい二線式折返し半波長ダイポールアンテナで受
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B A-12次の記述は、カセグレンアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正し
- 2026年(令和8年)1月期 無線工学B A-19次の記述は、ハイトパターンの測定について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正
スポンサーリンク

