周波数が60〔MHz〕の電波を素子の太さが等しい二線式折返し半波長ダイポールアンテナで受信したとき、図に示す等価回路のよ…
無線工学B 無線工学B A-5
周波数が60〔MHz〕の電波を素子の太さが等しい二線式折返し半波長ダイポールアンテナで受信したとき、図に示す等価回路のようにアンテナに接続された受信機の入力端子ab 間における電圧が6〔mV〕であった。このときの受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、アンテナと受信機の入力回路は整合がとれ、かつ、アンテナ及び給電線の損失はないものとする。また、アンテナの最大感度の方向は到来電波の方向と一致しているものとする。
- (1)7.0〔mV/m〕
- (2)5.9〔mV/m〕
- (3)4.7〔mV/m〕
- (4)3.8〔mV/m〕
- (5)3.1〔mV/m〕
正答 (4)
正答は (4)。二線式折返しの実効長 2λ/π≒3.18〔m〕、整合時の誘起電圧は端子電圧の2倍の12〔mV〕なので、E≒12/3.18≒3.8〔mV/m〕です。
波長 λ=3×10⁸/(60×10⁶)=5〔m〕
実効長 le=2λ/π=10/π≒3.18〔m〕
整合しているので Vab=V0/2 → V0=2×6=12〔mV〕
電界強度 E=V0/le=12/3.18≒3.77〔mV/m〕
二線式の折返し半波長ダイポールは、同じ電流が2本の素子に流れるので、実効長は半波長ダイポール(λ/π)の2倍になります。
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【ほかの選択肢】
(1) (2) (3) (5) 実効長の2倍や、整合で端子電圧が誘起電圧の1/2になることを落とすと、ずれた値になります 誤り
【注意】
「入力端子の電圧」から電界強度を求めるときは、まず誘起電圧(端子電圧の2倍)に直します。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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