次の記述は、カセグレンアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。…
無線工学B 無線工学B A-12
次の記述は、カセグレンアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 副反射鏡の二つの焦点のうち、一方の焦点は、主反射鏡の焦点と一致し、他方の焦点は、[A]の励振点と一致している。(2) 一次放射器から放射された[B]は、副反射鏡により反射され、さらに主反射鏡により反射されて、[C]となる。(3) 放射特性の乱れは、オフセットカセグレンアンテナのほうが[D]。
- (1)A: 一次放射器 B: 球面波 C: 平面波 D: 小さい
- (2)A: 一次放射器 B: 平面波 C: 球面波 D: 大きい
- (3)A: 一次放射器 B: 球面波 C: 球面波 D: 大きい
- (4)A: 主反射鏡 B: 球面波 C: 平面波 D: 大きい
- (5)A: 主反射鏡 B: 平面波 C: 球面波 D: 小さい
正答 (1)
正答は (1)。副反射鏡の他方の焦点は一次放射器の励振点に置き、球面波が主反射鏡で平面波になります。オフセット形は乱れが小さくなります。
カセグレンアンテナの副反射鏡は回転双曲面で、二つの焦点を持ちます。一方を主反射鏡(回転放物面)の焦点に、他方を一次放射器の励振点に合わせます。一次放射器から出た球面波は、副反射鏡で反射されて主反射鏡の焦点から出たような球面波になり、主反射鏡で平面波になって放射されます。
オフセットカセグレンアンテナは、副反射鏡や一次放射器が開口面をさえぎらない(ブロッキングがない)ので、サイドローブなどの放射特性の乱れが小さくなります。
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【ほかの選択肢】
(4) (5) 他方の焦点は主反射鏡ではなく一次放射器の励振点です 誤り
(2) (5) 一次放射器から出るのは球面波、主反射鏡で反射した後が平面波です 誤り
(2) (3) (4) オフセット形の乱れは大きくではなく小さくなります 誤り
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学B A-12(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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