標本化定理において、音声信号を標本化するとき、忠実に再現することが原理的に可能な音声信号の最高周波数として、正しいものを…
無線工学B 無線工学B 〔2〕
標本化定理において、音声信号を標本化するとき、忠実に再現することが原理的に可能な音声信号の最高周波数として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、標本化周波数を6〔kHz〕とする。
- (1)3〔kHz〕
- (2)5〔kHz〕
- (3)6〔kHz〕
- (4)9〔kHz〕
- (5)12〔kHz〕
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
標本化定理によると、信号を忠実に再現するには、信号の最高周波数の2倍以上の周波数で標本化する必要があります。逆にいえば、標本化周波数 fs で再現できる最高周波数は、その半分です。
fmax = fs ÷ 2 = 6〔kHz〕 ÷ 2 = 3〔kHz〕
【誤りの選択肢】
(3) 標本化周波数と同じ値です。6kHz の成分を6kHz で標本化しても、元の波形を再現できません
(4) (5) 標本化周波数より高い周波数は再現できません。(5) の12kHz は標本化周波数を2倍した値です
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(2) 3kHz を超える成分は、折り返し雑音(エイリアシング)となって再現できません
【関連する知識】
電話の音声は約0.3〜3.4kHz の帯域で、8kHz で標本化されます。標本化の前に低域フィルタで高い周波数の成分を除いておくのは、折り返し雑音を防ぐためです。
出典:2025年(令和7年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学B 〔2〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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