次の記述は、一般的なパルスレーダーの性能について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から…
無線工学B 無線工学B 〔15〕
次の記述は、一般的なパルスレーダーの性能について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 距離分解能は、同一方位にある二つの物標を識別できる能力を表し、パルス幅が狭いほど[A]なる。(2) 方位分解能は、アンテナの水平面内のビーム幅でほぼ決まり、ビーム幅が[B]ほど良くなる。(3) 最大探知距離は、送信電力を大きくし、受信機の感度を良くすると[C]なる。
- (1)A: 良く B: 狭い C: 大きく
- (2)A: 良く B: 狭い C: 小さく
- (3)A: 良く B: 広い C: 大きく
- (4)A: 悪く B: 狭い C: 大きく
- (5)A: 悪く B: 広い C: 小さく
正答 (1)
正答は (1)。
【結論】
A 距離分解能は、パルス幅が狭いほど良くなります。同じ方位の二つの物標の反射波が重なりにくくなるからです(良く)
B 方位分解能は、水平面内のビーム幅が狭いほど良くなります(狭い)
C 送信電力を大きくし、受信機の感度を良くすると、遠くの物標からの弱い反射波も受信できるので、最大探知距離は大きくなります(大きく)
【誤りの選択肢】
(4) (5) パルス幅が狭いほど、距離分解能は悪くではなく良くなります
(3) (5) ビーム幅が広いと、近い方位の二つの物標を一度に照らして区別できません
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(2) (5) 送信電力を大きくし、受信機の感度を良くすれば、遠くまで探知できます。「小さく」は逆です
【関連する知識】
距離分解能の目安はパルス幅 τ の時間に電波が往復できる距離 cτ/2 で、パルス幅1μsなら約150mです。最大探知距離は、送信電力・受信機の感度・アンテナ利得・アンテナの高さなどで決まります。
出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学B 〔15〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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