次の記述は、デジタル伝送方式における標本化定理について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番…
無線工学A 無線工学A 〔2〕
次の記述は、デジタル伝送方式における標本化定理について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 入力信号が周波数 f0〔Hz〕よりも高い周波数成分を[A]信号(理想的に帯域制限された信号)であるとき、繰返し周波数が[B]〔Hz〕よりも大きいパルス列で標本化を行えば、標本化されたパルス列から原信号(入力信号)を再生できる。(2) 標本点の間隔が1 / (2 f0 )〔s〕となる間隔をナイキスト間隔という。通常これより[C]間隔で標本化を行う。
- (1)A: 含む B: f0 / 2 C: 短い
- (2)A: 含む B: 2 f0 C: 長い
- (3)A: 含まない B: f0 / 2 C: 短い
- (4)A: 含まない B: 2 f0 C: 長い
- (5)A: 含まない B: 2 f0 C: 短い
正答 (5)
正答は (5)。f0より高い成分を含まない信号は、2f0より高い周波数で標本化すれば元に戻せます。
標本化の周波数を2f0にしたときの間隔 1/(2f0) がナイキスト間隔です。フィルタの特性に余裕を持たせるため、実際にはこれより短い間隔(高い標本化周波数)で標本化します。
【ほかの選択肢】
(1)(2) 「含む」では帯域が制限されておらず、元の信号を再生できるとはいえません 誤り
(1)(3) f0/2では標本化が粗すぎて、折り返しのひずみが生じます 誤り
(2)(4) ナイキスト間隔より長い間隔では、元の信号を再生できません 誤り
【覚え方】
「最高周波数の2倍より速く標本化」。電話の音声(約4kHzまで)は8kHzで標本化します。
出典:2026年(令和8年)10月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔2〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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