クレアチニン(酵素法)の内部精度管理図(x 管理図)を示す。原因として最も考えられるのはどれか。…

午前 第3問

クレアチニン(酵素法)の内部精度管理図(x 管理図)を示す。原因として最も考えられるのはどれか。

臨床検査技師 2023年(令和5年) 第3問の図
正答 (4)
正答は (4)。最も考えられる原因はこれです。 【管理図の見方】 初めは平均値の上下に散らばっていた点が、途中から 少しずつ下がり続け、最後は下方管理限界に届いています。 1回ごとの急な変化ではなく、同じ向きにゆっくり動く 「傾向(トレンド)」です。 傾向の変化は、時間とともに少しずつ進む原因で起こります。代表的なのが試薬の劣化で、使用期限が切れた試薬では酵素の活性などが落ちていき、測定値がだんだん低くなります。 【ほかの選択肢】 (1) 第1試薬と第2試薬を逆にした 反応の順序が崩れ、その回から大きく外れた値になります。少しずつ下がる形にはなりません 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 管理試料を半分の溶解液量で溶解した 管理試料が約2倍に濃くなり、その回から急に高い値になります(上への急な変化) 誤り (3) 標準物質の濃度を2倍にした 校正のずれで、その時点から測定値がほぼ半分へ急に下がります(急な変化、シフト) 誤り (5) 未熟な技量のスタッフが測定した ばらつき(偶然誤差)が大きくなり、点が上下に広く散らばります。一方向の傾向にはなりません 誤り 【見分け方】 ゆっくり一方向に動く(傾向) → 試薬・光源の劣化、                 管理試料の変質など ある時点から急に段差(シフト)→ 校正・試薬ロットの                 変更、操作の誤りなど ばらつきが大きくなる → 手技の不安定、装置の不調など

出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午前」のほかの問題

  1. 2024年(令和6年) 第2問検査項目と採血管の添加物の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
  2. 2024年(令和6年) 第35問グルコースオキシダーゼ法による血糖測定で利用する酵素はどれか。
  3. 2024年(令和6年) 第68問厚いペプチドグリカン層を持つのはどれか。
  4. 2025年(令和7年) 第1問コンパニオン診断に用いられるのはどれか。
  5. 2025年(令和7年) 第35問血清クレアチニンが低下するのはどれか。
  6. 2025年(令和7年) 第68問原核生物はどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク