臥位に比べて座位で採血したときに高値となる血清成分はどれか。…

午前 第10問

臥位に比べて座位で採血したときに高値となる血清成分はどれか。

正答 (3)
正答は (3)。座位で高値となるのはアルブミンです。 臥位から座位(立位)になると、重力で下半身の毛細血管の圧が上がり、血漿の水分が血管の外(組織間液)へ移ります。血管の壁を通れない大きな分子は血管の中に残るので、濃縮されて高く出ます。アルブミン・総蛋白、蛋白と結合した成分(カルシウム、コレステロール、酵素など)、血球がこれに当たり、数%〜10%ほど高くなります。 【ほかの選択肢】 (1) 尿酸 (2) 尿素窒素 (4) ナトリウム (5) クレアチニン いずれも小さな分子で、水と一緒に血管の壁を通って移動するので、濃度はほとんど変わりません 誤り 【ポイント】 採血の体位で差が出る成分は「大きな分子と、それに結合したもの」。外来(座位)と入院(臥位)の値を比べるときは、この差に注意します。

出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問10(厚生労働省 公表)出典元ページ

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