汎血球減少症を呈するのはどれか。2 つ選べ。…
午前 第13問
汎血球減少症を呈するのはどれか。2 つ選べ。
- (1)腎性貧血
- (2)鉄欠乏性貧血
- (3)巨赤芽球性貧血
- (4)再生不良性貧血
- (5)自己免疫性溶血性貧血
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。汎血球減少症を呈するのはこの2つです。
汎血球減少症は、赤血球・白血球・血小板の3系統がそろって減った状態です。
(3) 巨赤芽球性貧血 ビタミンB₁₂や葉酸が足りないと DNA の合成が遅れ、骨髄の中で血球が壊れてしまう無効造血が起こります。赤血球だけでなく、白血球(好中球の過分葉を伴う)や血小板も減ります
(4) 再生不良性貧血 造血幹細胞が減って骨髄の造血が全体に低下するため、3系統すべてが減ります
【ほかの選択肢】
(1) 腎性貧血 腎臓のエリスロポエチンの産生が落ちて起こる貧血で、減るのは主に赤血球です 誤り
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(2) 鉄欠乏性貧血 ヘモグロビンの材料の鉄が足りない貧血で、白血球は減りません。血小板はむしろ増えることがあります 誤り
(5) 自己免疫性溶血性貧血 赤血球が抗体で壊される貧血で、網赤血球が増えます。白血球や血小板は通常減りません 誤り
【汎血球減少症の主な原因】
骨髄の病気:再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、
白血病、がんの骨髄転移、骨髄線維症
造血の材料不足:巨赤芽球性貧血
そのほか:脾機能亢進症(肝硬変)、SLE、発作性夜間
ヘモグロビン尿症
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問13(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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