細菌の遺伝に関する記述で正しいのはどれか。…
午前 第78問
細菌の遺伝に関する記述で正しいのはどれか。
- (1)染色体は核膜内にある。
- (2)プラスミドは一本鎖DNA である。
- (3)F プラスミドは薬剤耐性遺伝子である。
- (4)R プラスミドは形質転換によって伝達される。
- (5)形質導入とはバクテリオファージを介した現象である。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
形質導入は、バクテリオファージ(細菌に感染するウイルス)がある菌で増えるときに、その菌の DNA の一部を取り込み、次に感染した菌へ運んで遺伝子を伝える現象です。細菌の遺伝子が伝わるしくみには、ほかに形質転換と接合があります。
【ほかの選択肢】
(1) 染色体は核膜内にある 細菌は原核生物で核膜がなく、染色体 DNA は細胞質の中の核様体にあります 誤り
(2) プラスミドは一本鎖 DNA プラスミドは染色体とは別の、環状の二本鎖 DNA です 誤り
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(3) F プラスミドは薬剤耐性遺伝子 F プラスミドは性線毛をつくり、接合を起こさせる稔性(F)因子です。薬剤耐性遺伝子を運ぶのは R プラスミドです 誤り
(4) R プラスミドは形質転換で伝達される R プラスミドは主に接合によって菌から菌へ伝わります 誤り
【遺伝子の伝わり方】
形質転換:菌が周りの裸の DNA を取り込む
形質導入:ファージが DNA を運ぶ
接合:性線毛でつながった菌どうしでプラスミドなどを渡す
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問78(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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