健康成人の大気からミトコンドリアまでの酸素カスケード(別冊No. 4)を別に示す。肺胞気-動脈血酸素分圧較差はどれか。…
午後 第18問
健康成人の大気からミトコンドリアまでの酸素カスケード(別冊No. 4)を別に示す。肺胞気-動脈血酸素分圧較差はどれか。
- (1)①
- (2)②
- (3)③
- (4)④
- (5)⑤
正答 (2)
正答は (2)。肺胞気-動脈血酸素分圧較差は②です。
【図の見方】
大気の酸素分圧(約160 mmHg)は、気道で水蒸気が加わって吸入気(約150 mmHg)に下がり、肺胞でさらに下がって肺胞気
(約100 mmHg)になります。動脈血ではそれより少し低く
(約95 mmHg)なり、組織からミトコンドリアへと下がっていきます。
④は肺胞気酸素分圧(PAO₂)、⑤は動脈血酸素分圧(PaO₂)で、
その差である②が肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO₂)です。
A-aDO₂ は、肺胞から血液への酸素の受け渡しの効率を表し、健康な若い成人では10 mmHg 前後と小さく、年齢とともに少し大きくなります。拡散障害、換気血流比の不均等、シャントで大きくなります。
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【ほかの選択肢】
(1) ① 吸入気と肺胞気の酸素分圧の差で、肺胞で酸素が血液に取り込まれ、二酸化炭素が加わることによる低下です 誤り
(3) ③ 吸入気と動脈血の酸素分圧の差です 誤り
(4) ④ 肺胞気酸素分圧(PAO₂)そのものです 誤り
(5) ⑤ 動脈血酸素分圧(PaO₂)そのものです 誤り
【計算の確認】
吸入気の酸素分圧 =(760 - 47)× 0.21 ≒ 150 mmHg
(47 mmHg は37℃の水蒸気圧)
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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