標準12 誘導心電図(別冊No. 2)を別に示す。認められる所見はどれか。2 つ選べ。…
午後 第17問
標準12 誘導心電図(別冊No. 2)を別に示す。認められる所見はどれか。2 つ選べ。
- (1)右脚ブロック
- (2)左脚ブロック
- (3)前壁中隔梗塞
- (4)房室ブロック
- (5)心室性期外収縮
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。認められる所見は左脚ブロックと房室ブロックです。
【心電図の見方】
・QRS 幅が広く(0.12秒以上)、V₁・V₂では深く幅の広い下向きの波(QS 型・rS 型)になっています
・Ⅰ・aVL・V₅・V₆では、q 波がなく、幅が広く頂上がなだらかな(またはノッチのある)上向きの R 波になっています
・ST-T は QRS と逆向きです
この形は左脚ブロックの特徴です。
・さらに、P 波から QRS 波までの間隔(PQ 時間)が0.20秒より長く、房室の伝導が遅れている(1度房室ブロック)と考えられます
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左脚ブロックでは、心室中隔の興奮が右から左へ向かうので、左側の誘導(Ⅰ・V₆)の初めの小さな q 波が消えます。左脚ブロックが新しく出たときは、心筋梗塞などの重い病気が隠れていることがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 右脚ブロック V₁で rsR′型(M 字型)、Ⅰ・V₆で幅の広い S 波になります。この心電図とは逆の形です 誤り
(3) 前壁中隔梗塞 V₁〜V₃の QS 型は左脚ブロックでもみられる形で、この心電図から梗塞とは判断できません。左脚ブロックがあると、心電図での梗塞の診断はむずかしくなります 誤り
(5) 心室性期外収縮 すべての心拍が同じ形で規則正しく続いていて、早く出る別の形の QRS はありません 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問17(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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