皮膚病変部より分離した真菌のスライド培養のラクトフェノールコットンブルー染色標本(別冊No. 15)を別に示す。考えられ…

午後 第69問

皮膚病変部より分離した真菌のスライド培養のラクトフェノールコットンブルー染色標本(別冊No. 15)を別に示す。考えられるのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第69問の図
正答 (3)
正答は (3)。考えられるのは Microsporum 属です。 【標本の見方】 隔壁のある細い菌糸の間に、紡錘形(両端のとがった舟形)の大きな分生子(大分生子)が多数みられます。スケールの50 µm と比べて長さは数十 µm あり、内部が多くの隔壁で6個以上の部屋に仕切られ、壁は厚く見えます。 厚い壁をもち、多くの部屋に仕切られた大きな紡錘形の大分生子がたくさんできるのは、Microsporum 属(特に M. canis)の特徴です。M. canis はネコやイヌから感染し、頭部白癬や体部白癬を起こします。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (1) Aspergillus 属 分生子柄の先の頂嚢に、フィアライドと連なった小さな丸い分生子がつく形(分生子頭)が特徴です 誤り (2) Exophiala 属 褐色の色素をもつ黒色真菌で、小さな分生子を先端につけます。大きな紡錘形の分生子はつくりません 誤り (4) Mucor 属 隔壁のほとんどない太い菌糸と、球形の胞子嚢が特徴です 誤り (5) Trichophyton 属 小分生子が多く、大分生子は少なくて、壁の薄い棍棒形〜葉巻形です。このような厚い壁の大分生子が多数並ぶことはありません 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問69(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午後」のほかの問題

  1. 2025年(令和7年) 第70問蛋白合成阻害作用を有する抗菌薬はどれか。
  2. 2023年(令和5年) 第3問PCR 法の原理で正しいのはどれか。
  3. 2023年(令和5年) 第35問ポルフィリン環を含むのはどれか。2 つ選べ。
  4. 2023年(令和5年) 第67問MCV が正常である患者の赤血球の大きさを測定し、健常人と比較した成績(別冊No. 13
  5. 2023年(令和5年) 第100問1,000 種類の検査項目をコード化する場合、最小限必要な記憶容量[bit]はどれか。
  6. 2025年(令和7年) 第33問酵素とその分類の組合せで正しいのはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク