呼吸機能検査の結果(別冊No. 4A)とフローボリューム曲線(別冊No. 4B)を別に示す。考えられる状態はどれか。…

午前 第20問

呼吸機能検査の結果(別冊No. 4A)とフローボリューム曲線(別冊No. 4B)を別に示す。考えられる状態はどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第20問の図
正答 (3)
正答は (3)。考えられる状態は間質性肺炎です。 【結果の見方】 VC は予測値の59.5%(80%未満)で、拘束性の換気障害です。 FEV₁%は90.1%(70%以上)で、閉塞性の障害はありません。 RV・FRC・TLC もそろって予測値の60%前後に減っています。 さらに DLco が19.2%、DLco/VA も28.1%と大きく下がり、肺胞でのガス交換(拡散)そのものが障害されています。 フローボリューム曲線は全体が小さく、最大の流量はある程度 保たれ、下降する部分が急で2 L ほどで終わる形です。
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肺が硬くなって膨らみにくく(肺気量が減る)、肺胞の壁が厚くなって拡散が落ちる、という組合せは間質性肺炎の特徴です。 【ほかの選択肢】 (1) 肺切除後 肺気量と DLco は減りますが、残った肺は正常なので、肺胞の単位容積あたりの拡散(DLco/VA)は保たれます 誤り (2) 気管支喘息 閉塞性の障害で、FEV₁%が下がり、曲線の下降する部分が下に凹みます。DLco は保たれます 誤り (4) COPD 閉塞性の障害で FEV₁%が70%未満に下がり、肺気腫では RV・TLC が増えます 誤り (5) 筋萎縮性側索硬化症による呼吸筋障害 VC は減りますが肺そのものは正常なので、DLco/VA は保たれます。また吐く力が弱く、最大の流量も低くなります 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問20(厚生労働省 公表)出典元ページ

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