血中カルシウムで正しいのはどれか。…
午前 第44問
血中カルシウムで正しいのはどれか。
- (1)約30%がイオン型で存在する。
- (2)基準範囲は3.6~4.4 mg/dL である。
- (3)低アルブミン血症では偽高値を示す。
- (4)アルカローシスではイオン型が低下する。
- (5)副甲状腺ホルモン〈PTH〉の作用で低下する。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
血中のカルシウムは、およそ半分がイオン型(Ca²⁺)で、残りの多くはアルブミンと結合し、一部がリン酸やクエン酸などと複合体をつくっています。アルカローシスになると、アルブミンの陰性の電荷が増えて Ca²⁺ と結びつきやすくなり、イオン型が減ります。過換気症候群で手足のしびれやテタニーが出るのはこのためです。
【ほかの選択肢】
(1) 約30%がイオン型 およそ50%がイオン型です 誤り
(2) 基準範囲は3.6〜4.4 mg/dL 血清カルシウムの共用基準範囲は8.8〜10.1 mg/dL です 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 低アルブミン血症では偽高値を示す アルブミンと結合した分が減るので、総カルシウムは低く出ます。このときイオン型は保たれていることが多く、補正式(補正 Ca = 実測 Ca + 4 - アルブミン)で評価します 誤り
(5) PTH の作用で低下する PTH は骨吸収と腎での再吸収を高め、活性型ビタミンD の産生を促して、血中カルシウムを上げます 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問44(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第46問病理解剖の目的として正しいのはどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第78問ウイルスと疾患の組合せで正しいのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第10問内部精度管理法で患者データを用いるのはどれか。2 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第43問経口ブドウ糖負荷試験で正しいのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第75問感染症と原因微生物の組合せで正しいのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第8問標準予防策に追加の感染予防策が必要な感染症はどれか。
スポンサーリンク

