経口ブドウ糖負荷試験で正しいのはどれか。…
午前 第43問
経口ブドウ糖負荷試験で正しいのはどれか。
- (1)検体は血清を用いる。
- (2)妊娠糖尿病の診断に用いられる。
- (3)試験2 時間前まで飲食が可能である。
- (4)糖尿病と診断された患者に実施する。
- (5)病型診断に負荷後1 時間値が用いられる。
正答 (2)
正答は (2)。経口ブドウ糖負荷試験は妊娠糖尿病の診断に使います。
妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて見つかった、糖尿病に至っていない糖代謝の異常です。75 g 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、空腹時 92 mg/dL 以上、1時間値 180 mg/dL 以上、2時間値 153 mg/dL 以上のいずれか1つを満たせば妊娠糖尿病と診断します。妊娠していないときの糖尿病の判定よりも低い値が使われます。
【ほかの選択肢】
(1) 検体は血清 血糖は、採血後の解糖を止めるフッ化ナトリウム入りの採血管で採った血漿で測ります 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 試験2時間前まで飲食可能 前の晩から10時間以上絶食し、早朝の空腹の状態で行います(水は飲んでかまいません) 誤り
(4) 糖尿病と診断された患者に実施 すでに糖尿病と診断された人では、負荷によって高血糖が強まるおそれがあり、行いません。糖尿病かどうかはっきりしないときに行う検査です 誤り
(5) 病型診断に1時間値を使う 糖尿病型・境界型・正常型の判定には空腹時と2時間値を使います。1時間値 180 mg/dL 以上は糖尿病へ進むリスクが高い目安とされます 誤り
【75 g OGTT の判定(妊娠していない人)】
糖尿病型:空腹時 126 mg/dL 以上 または 2時間値 200 mg/dL 以上
正常型:空腹時 110 mg/dL 未満 かつ 2時間値 140 mg/dL 未満
どちらでもないもの:境界型
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問43(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第44問ビタミンB₆の誘導体を補酵素とするのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第77問血中薬物濃度測定による治療薬物モニタリング〈TDM〉の対象となるのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第10問尿沈渣の無染色標本(別冊No. 1A)とSternheimer 染色標本(別冊No. 1
- 2024年(令和6年) 第43問半減期3 日の放射性同位元素の放射能が1/8 になるのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第76問ウイルスと親和性の高い組織・細胞の組合せで正しいのはどれか。
- 2023年(令和5年) 第10問臥位に比べて座位で採血したときに高値となる血清成分はどれか。
スポンサーリンク

