血液培養陽性ボトルのGram 染色所見(別冊No. 15)を別に示す。考えられるのはどれか。…

午前 第77問

血液培養陽性ボトルのGram 染色所見(別冊No. 15)を別に示す。考えられるのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第77問の図
正答 (2)
正答は (2)。考えられるのは Candida 属です。 【標本の見方】 スケール(10 µm)と比べて、菌はおよそ数 µm の大きさで、紫色(グラム陽性)に濃く染まっています。楕円形の細胞がくびれながら連なり、細長く伸びた仮性菌糸の節から、出芽した楕円形の細胞が枝のように付いています。 細菌よりはるかに大きい構造です。 グラム陽性に染まる大きな楕円形の出芽細胞と仮性菌糸は、Candida 属(とくに C. albicans)の特徴です。血液培養からCandida が出たときは、カテーテルの抜去や眼内炎の検査など、早い対応が必要になります。
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【ほかの選択肢】 (1) Bacillus 属 グラム陽性の大型の桿菌で、連鎖状に並び、芽胞をつくります。出芽はしません 誤り (3) Cutibacterium 属 皮膚の常在菌で、小さな多形性のグラム陽性桿菌です。血液培養への混入で出ることがあります 誤り (4) Nocardia 属 細い(約1 µm)グラム陽性の分岐した菌糸状の細菌で、ビーズ状に染まります。出芽細胞はありません 誤り (5) Pneumocystis 属 培養できず、血液培養のボトルでは増えません。Grocott 染色などで肺の検体から見つけます 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ

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