冷蔵保存した全血検体で検査可能なのはどれか。…

午前 第83問

冷蔵保存した全血検体で検査可能なのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。冷蔵保存した全血で検査できるのは HBs 抗体検査です。 HBs 抗体は IgG の抗体で、冷蔵で保存しても検体の中で変化しにくく、測定値に影響しません。ほかの選択肢は、低い温度で起こる反応を調べる検査や、低温で結果が変わってしまう検査で、採血後は37℃に保って運び、血清を分ける必要があります。 【ほかの選択肢】 (1) 寒冷凝集反応 寒冷凝集素は低温で赤血球に結合するので、冷やすと血餅の赤血球に吸着され、血清から失われて偽低値になります 誤り (3) クリオグロブリン検査 冷えると沈殿して血餅と一緒に除かれてしまうので、37℃で凝固させて血清を分けます 誤り
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(4) 直接抗グロブリン試験 冷やすと寒冷反応性の自己抗体が試験管の中で赤血球に結合し、補体が付いて偽陽性になるおそれがあります 誤り (5) Donath-Landsteiner 反応 D-L 抗体は低温で赤血球に結合する抗体なので、冷やすと血餅に吸着されて検出できなくなります。37℃で血清を分けます 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ

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