免疫電気泳動法で正しいのはどれか。…
午前 第82問
免疫電気泳動法で正しいのはどれか。
- (1)電気浸透現象の影響を受けない。
- (2)分子量が大きいほど拡散速度が速い。
- (3)検査の所要時間はおよそ2 時間である。
- (4)トランスフェリンはβ領域に泳動される。
- (5)免疫固定法よりM 蛋白の検出感度が高い。
正答 (4)
正答は (4)。トランスフェリンは β 領域に泳動されます。
免疫電気泳動法では、まず寒天ゲルの中で血清の蛋白を電気泳動で分け、次に泳動の方向と平行な溝に抗血清を入れて、蛋白と抗体をゲルの中で拡散させます。両者が出会った所に弧状の沈降線ができ、その位置と形から蛋白の種類を見分けます。トランスフェリンは β 領域(β₁)に沈降線を作ります。
【ほかの選択肢】
(1) 電気浸透現象の影響を受けない 寒天ゲルでは電気浸透が起こり、γ-グロブリンは塗った位置より陰極側へ動きます。影響を受けます 誤り
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(2) 分子量が大きいほど拡散速度が速い 分子が大きいほどゲルの中を拡散する速さは遅くなります 誤り
(3) 所要時間はおよそ2時間 泳動の後、沈降線ができるまで一晩から1日ほど拡散させるので、結果が出るまで1日以上かかります 誤り
(5) 免疫固定法より M 蛋白の検出感度が高い 免疫固定法の方が感度が高く、少量の M 蛋白の検出や型の判定に向いています 誤り
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問82(厚生労働省 公表)出典元ページ
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