肝前性黄疸の原因はどれか。…

午前 第49問

肝前性黄疸の原因はどれか。

正答 (2)
正答は (2)。肝前性黄疸の原因は溶血性貧血です。 肝前性黄疸は、肝臓に入る前の段階、つまりビリルビンの作られる量が増えすぎて、肝臓の処理(抱合)が追いつかないために起こる黄疸です。溶血性貧血では赤血球が大量に壊れ、ヘモグロビンからできる非抱合型(間接)ビリルビンが増えます。尿にはビリルビンは出ず、ウロビリノゲンが増えます。 【ほかの選択肢】 (1) 胆管癌 胆汁の通り道がふさがる肝後性(閉塞性)黄疸で、抱合型(直接)ビリルビンが増えます 誤り (3) 薬剤性肝障害 肝細胞の障害や胆汁うっ滞による肝性の黄疸です 誤り
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(4) アルコール性肝障害 肝細胞が障害される肝性の黄疸です 誤り (5) Dubin-Johnson 症候群 肝細胞から胆汁へ抱合型ビリルビンを出す輸送体(MRP2)の遺伝的な異常による体質性黄疸で、肝性に分類されます。抱合型ビリルビンが増えます 誤り 【黄疸の分け方】 肝前性:溶血、無効造血 → 間接ビリルビン優位 肝性:肝炎、肝硬変、体質性黄疸 肝後性:胆石、胆管癌、膵頭部癌 → 直接ビリルビン優位

出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問49(厚生労働省 公表)出典元ページ

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